久しぶりに保有している株式の割合を確認します。
億万長者物語では、新型コロナショックで3,200万円を融解させただの、底値から2,000万円の反発を達成しただの、現実離れした報告をしてきました。
なぜこのような奇天烈状態が発生するのか、今回の保有状況確認によって白日の下に晒されることでしょう。
前回の記事を参考にしようと探してみたら、なんと2年前の確認が最後でした。
なんてこった。
2年間も保有割合を確認せずに株式投資をしていたのか。
そりゃあクレイジーな資産増減になるわけです。
2020年6月時点での保有株はこちらです。(数値は保有額、単位100万円)
VTI (ETF) 23.1
SPXL (ETF) 14.7
VT (ETF) 14.0
VYM (ETF) 0.4
Mercadolibre 5.6
Waste Management 4.1
Las Vegas Sands 3.1
P&G 2.5
Infosys 2.0
Pfizer 1.9
日本株 4.1
香港株 0.2
グラフにしてみます。(表1)
見づらいので、米国個別株をまとめてみました。(表2)
いいですね。
米国市場をフォローするVTIとSPXLでちょうど5割。
世界市場をベンチマークにするVTが2割ちょっとで、米国個別株が25%。
割合確認を怠ってきたとは思えないほどの美しい比率です。
レバレッジが効いていないETF、VTIとVTの合算も5割というのも素晴らしい。
保有株式の半分を市場連動型にすることで、金融運用の安定感がグッと高まります。
せっかくなので、市場の3倍で値動きするSPXLの保有額を3倍にしてみます。(表3)
どーん!
ものすごいSPXLの占有力。
これ、破壊力ありますね。
そりゃあ3,200万円も吹き飛ぶや。
これからの買い増しはSPXLに傾注して資産形成の速度を高めていこうと考えていましたが、再考が必要です。
少なくともレバレッジ銘柄の保有割合が5割を超えてはいけないんじゃないだろうか。
期待値が高い米国株をレバレッジさせることは資産運用の理に適っていると信じていますが、それとこれとは話が違う。
心の整頓が追い付かない。
実質保有額(表3)で5割を超えることすら抵抗がありますが、順調に値上がりを続けたら、すぐに超過してしまいます。
もちろん嬉しいけどね。
おちおち夜も眠れない。
おカネと同様に、心の余裕も大切です。
いくらなんでも評価額(表1,2)基準で保有額の半分を上回ったら、調整しよう。
保有額の半分がSPXL。
想像しただけで冷汗が出ます。
暴れ馬を乗りこなしてみたいとも思いますが、無茶は禁物。
精神の崩壊を避けつつ、少しずつリスク許容度を高めていくのです。
保有割合を確認すると、投資方針が整頓できていいですね。
勢い任せのキレッキレなポートフォリオも粋ですが、資産形成をゲームにして楽しむには僕の精神の成熟が追い付いていません。
これからは、高頻度で保有割合を把握しておこうと思います。