車検が終わりました。
120,000円でした。
12万円ですよ!
痛すぎます。
毎月の家計は35万円を目標にしているのに、なんたる高額出費なことか。
車両を保有していると2年に1度の車両点検が欠かせません。
我が家は妻が仕事で車を使用するので、2台持ちです。
先月には自動車税も支払いました。
50,000円でした。
5万円ね。
泣けるね。
考えなければいけません。
車を購入するために働き、維持するために働く。
これじゃあ、いつまで経ってもおカネが貯まりません。
世の中には車の広告が溢れています。
テレビCMや雑誌の広告、電車の中吊り。
電車の中吊りには雑誌の広告も多いから、間接的に車の広告が電車を動かしているとも言えますね。
その広告の原資は、僕たちの購入に支えられています。
これこそが社会構造です。
社会を運営するためには、個人の消費活動が欠かせない。
まとめると、こうなります。
1.消費者が車を購入する。
車両メーカーは喜びます。
車が所有できた消費者も喜びます。
2.自動車税を納付します。
地方自治体が喜びます。
車を保有できる消費者も喜びます。
3.車検を通します。
整備会社が喜びます。
車を維持できた消費者も喜びます。
4.以下2.と3.を繰り返します。
・・・。
なんと恐ろしい。
車を所有することで、終わらない支払いループへと巻き取られてしまうのです。
同じ構造が、住宅にも当てはまります。
当初の住宅代だけでなく、固定資産税にリフォーム代金。
ローンの支払いだけに焦点を当てて、賃貸よりも割安だと考えるのは早計です。
そういえば、ニュータウン建設の広告も電車の中吊りでよく見かけます。
ということは、あれかい?
電車のなかで見かけるようなものには手を出してはいけないってことかい?
所有することは、終わらない支出の始まりです。
経済的な自由に早く到達するためには、身軽でいることが重要。
なにも欲しがらず、なにも保有しない。
そうなってくると、なんのために蓄財しているんだろうという疑問が湧いてきますね。
余剰資金を金融商品に投下して資金を培養させても、結局使わないのだったら意味がないのでは。
うーん。
これがおカネ持ちな人がよく言う、自分に投資しようってことなのかな。
ミリオネアマインドは難しいです。
図らずも終わらない消費活動に参加しないよう、モノを所有する際にはよく検討してから購入するようにしましょう。