コロナ渦で投入した1,000万円の追加投資。
策定した回収指針を改訂しようと思います。
当初の指針はこちらです。
あらかじめ保有していた個別銘柄のファイザー、インフォシスを売却することは変更なし。
買い増したレバレッジETFのSPXLは継続保有です。
設定しておいた売却トリガーは、この3つでした。
1.S&P500が3394ポイント突破する
2.個別株(ファイザー、インフォシス)の含み損解消
3.2020年12月15日
今回は改訂するのは1.のS&P500によるトリガーです。
(改定後)
1'.S&P500が3227ポイントを突破する
当初設定の3394ポイントは、歴代最高値。
2020年2月に記録しています。
売却指針を策定した際には市場の反発傾向が強く、S&P500の回復は容易だと思っていました。
Nasdaqは最高値を更新していたし、浮ついていたのです。
調子に乗りました。
そこから反落開始。
今や3000ポイントを割り込み、追加投資分は含み損を抱えています。
改訂した3227ポイントは、追加投資分の回収を終え、最高値まで半分戻した数値です。
半分という指標に理由はありませんが、納得感としては充分なのです。
【改訂回収指針】
1'.S&P500が3227ポイントを突破する
2.個別株(ファイザー、インフォシス)の含み損解消
3.2020年12月15日
1つでもトリガーに到達すれば、売却を開始します。
追加投資した資金を急いで現金化する必要はありません。
しかし、精神的な余裕を確保するために手元に置いておこうと思います。
僕は資産の10%を緊急時の買い増し資金として準備しています。
買い増しできるという余裕が市場下落時に効果を発揮するのです。
バーゲンを待つようなワクワク感。
保有株が価値を下げている精神的ダメージを中和してくれます。
これがなかったら、新型コロナはヤバかった。
精神が崩壊するギリギリのところ、つまり保有を解消して逃げ出してしまう極限状態から、買い増しすることによって奮い立たせ、耐え抜いててきたのです。
再度大きな下落が来ても、最後の買い増しから10%下げないと買うことは出来ません。
そういう設定にしているからです。
自分で決めたルールを謙虚に順守するのは、大抵の場合、正しい。
これからは大統領選があるし、新型コロナ再流行も危惧されています。
しばらくは市場が揺れ動きそうです。
投資資金を回収して、買い増し履歴を一旦リセット。
それから再度市場が10%下落した際に、再度資金を投入しようと思います。
最適な株式投資はタイミングによるものか長期保有かと議論されますが、どちらも実行すればいいのです。
長期保有はおカネを増やすため、タイミング投資は精神の安定のため。
上手くいけば、資金の培養をブーストできるかもしれません。
虎の子の買い増し資金。
波乱が続く米国株式市場に逆らうことなく、効果的に投下していこうと思います。