億万長者物語

30歳100万円から運用を始め、39歳現在、資産額6,900万円。経済的自由を目指して、まだまだ頑張ります!


「論理的に考え、書く力」を読んだ

 

僕が作成した提案文書は、論理的でないと指摘されることが多いです。

 

事象から結論への展開が飛躍しているらしい。

 

むー。

 

確かにな。

 

認めざるを得ません。

 

だって、指し示された結論ありきで資料を作っています。

 

会社でいう論理的ってのは、いかに都合がよくて無難な資料を揃えられるかってこと。

 

そんな無駄な作業に貴重な時間を費やしたくないのです。

 

キレッキレの資料を提出すると、怖気づかれて却下されてしまうし。

 

なんのための提案なんだろう。

 

これを言い出すと、僕の勤務すべてが否定されちゃうんですよね。

 

落ち込みます。

 

いじけていても成長しないので、指摘は素直に受け止めようと思います。

 

言い訳したところで、文章が論理的ではないのは良くないですからね。

 

知的な文章を書きたいので「論理的に考え、書く力」で論理的な記述について勉強してみました。

 

論理的に考え、書く力 (光文社新書)

論理的に考え、書く力 (光文社新書)

  • 作者:芳沢 光雄
  • 発売日: 2013/11/15
  • メディア: 新書
 

 

 

本書では、日本の教育現場から論理的な学習が無くなっていることが指摘されています。

 

大学試験がマークシート形式になったことで思考を組み立てて結論に到着するプロセスが不要になり、答えを直接導き出すことが是となりました。

 

論理的思考をとくに必要とする数学でも、空欄に数字を入れ込んでみることで、公式や方程式を理解していなくても回答を得ることができます。

 

√のなかに入る数字は大体「3」だし、方程式の空欄補充問題は大抵「2」なのです。

 

受験科目で数学を必須とする大学自体も減ってきています。

 

大学が乱立し、受験倍率が低下、それでも合格偏差値を高く保ちたい大学の思惑が原因です。

 

大学入試の問題に数学試験、それもマークシートではなく記述式の試験を盛り込むこと。

 

受験に至るまででの小学校から高校までの教育も変え、迷走を続ける教育現場を復活させなければならないことが本書の論旨です。

 

 

 

読み進めて気づきましたが、本書は論理的な文章を書くための技術指南書ではありませんでした。

 

そんなマクロな話ではなく、日本の教育を憂うマクロ視点による大観あるお話なのです。

 

教育を憂う論述は保守的な視点が多くて、あまり得意ではありません。

 

論理力がないと道順の説明も出来ないと記述がありましたが、もう21世紀も中旬に近づいてきています。

 

ケータイで地図アプリを見せれば説明完了なのです。

 

論理力の低下をそこまで悲観しなくてもねぇ。

 

本書を読み終えて、考え方が変わりました。

 

論理的な思考力がないと、資産運用の計算が出来ません。

 

資産を10年で倍にしようとするなら、年利で何%が必要か。

 

思考が浅はかだと、200%を10年で割って年利20%だと言い出してしまう。

 

年利20%を10年も繰り返したら、6.2倍もの資産が手に入ります。

 

それはそれで凄いけど、年利20%ってどうしたらいいんだ。

 

資産を倍にするためには年利7.2%で充分です。

 

1.072x1.072x1.072x ..... =2.0042

 

それって、米国株が過去に達成してきた成績とほとんど同じ。

 

論理的に考えられれば、あまり無茶をしなくても、資産を2倍にする運用が可能だと気付くことができるのです。

 

 

 

僕は考えてばかりで、なかなか行動に移せない欠点があります。

 

時間の浪費だと思いながらも、今でもサラリーマンを続けている。

 

行動力や決断力のほうが人生を切り拓くために必要な力だと思っていましたが、見当違いの方向にかじ取りをしてしまっては大変です。

 

論理的な思考の特訓をしよう。

 

問題を解決するには、関係者が納得できるよう筋道を立てて説明しなければなりません。

 

斬新な創造にも、試行錯誤を繰り返し粘り強く考え抜く、数学的な姿勢が必要です。

 

そのためには、社内の提案文書がいい目標になります。

 

脳みそがとろけるほど思考を逡巡させる。

 

ぐうの音も出ない説明を展開できたら僕の勝ち。

 

いかようにも生きていける力が身に付いていることでしょう。