億万長者物語

30歳100万円から運用を始め、39歳現在、資産額7,100万円。経済的自由を目指して、まだまだ頑張ります!


プリンをどう食べるか

 

妻がそれは止めてと叫びました。

 

プリンを食べていたときのことです。

 

最近のプリンはとても美味しいです。

 

スーパーで販売している量産品ですら、とろけるような仕上がり。

 

僕たちが小学生のころだったら、お出かけしないと味わえなかったクオリティを楽しむことができます。

 

ちなみに、想像です。

 

小学生の僕は、百貨店の特上プリンを食べたことはなかった。

 

プッチンプリンが高級品で、通常は2回りほど小さい格安プリンで満足していました。

 

大人になった僕がスーパーで購入してきたプリンは「プッチン」が出来ず、カップのまま頂戴します。

 

上部のカスタードが濃厚。芳醇。

 

うま味がぎっしり濃縮されており、スプーンの進みが重い。

 

削りとって楽しんでいきます。

 

カスタード部分が半分ほどに減ってきたら、底で待機していたカルメラの出番です。

 

スプーンの方向を縦に変え、切るようにして絡めとる。

 

ほのかな苦みが卵の香りを湛えたカスタードと交じり合い、美しいハーモニーを奏でます。

 

ああ。

 

生きていてよかった。

 

この幸せ、3パック150円(税抜き)。

 

 

 

妻はスタート時点からスプーンを縦に入れています。

 

カルメラとの融合を最初から楽しもうという魂胆です。

 

それも選択肢でしょう。

 

味の変化を楽しむのもよし、最良のパフォーマンスを求め続けるのもまたよし。

 

長女と二女は混ぜていました。

 

おお。

 

確かにな。

 

カスタードとカルメラが交じり合って、どこをすくっても美味しい状態が味わえます。

 

ただし、妻の許可は得られず。

 

残念ながら見た目がよろしくないのです。

 

好きな男の子とのデートでかわいくプリンを頼んでも、そんな食べ方をしていたら台無しです。

 

友だち確定。

 

いや、友だち関係の維持すらも危うい。

 

次からは混ぜないで食べるよう注意されていました。

 

ビデオゲームの対戦が終了した長男もプリンの輪に加わります。

 

カップのシートを外し、いただきますのご挨拶。

 

カップのど真ん中にスプーン投下です。

 

そのままカルメラ部分にまで到達させ、手首を捻りながら絡めとる。

 

プリンの中央部には無慈悲な穴がぽっかり。

 

豪快にお口の中に放り込んでいました。

 

なんて男らしい食べ方なんだ。

 

カスタードをこそこそと削っていた自分が恥ずかしい。

 

 

 

好きなように食べましょう。

 

人にはそれぞれのやり方がある。

 

デートで幻滅されるような作法はいただけませんが、美味しく頂戴することがなによりの心意気です。

 

思考を固定しないこと。

 

それぞれの方法でいいじゃない。

 

プリンに色んな楽しみ方があるように、人生もまた自由です。

 

僕は常識という罠に陥っていました。

 

最も効率よく堪能することに囚われるあまり、思考を制御させ過ぎている。

 

これはいただけません。

 

大人になるということは不自由になることじゃない。

 

ありがとう、目が覚めたよ。

 

固定概念に縛られないことのカッコよさを長男から学んだのでした。