妻が生命保険への加入をたしなめました。
過酷な労働環境にもかかわらず、冷静な判断ができていることが驚きです。
隣の席に座る同僚が、生命保険を検討していたらしい。
若手の男性で、扶養家族はおろか、結婚すらしていない。
今、もしもの事態が起きても困らないよね? んじゃ、保険は必要ないんじゃないかな。
難病を患ったときの医療費を心配しているそうです。
会社で健康保険組合に加入しているでしょ。病気になっておカネが必要になったら高額医療費制度で補償してもらえるはずだよ。
生保レディが、保険は親孝行だと聞いたとのこと。
ははは。そんなバカな。
素晴らしい対応です。
結婚するまで投資は未経験、初めて購入した金融商品は国債でした。
NISAを始めても損失に怖気づき、少しの含み益で売却しようとしていた。
思えば遠くまで来たものだ。
妻の同僚は、投資信託の積み立ても検討しているらしい。
投資信託ね。うーん。そうね。
手数料、確認した? 高額な手数料を取られる商品があるから気を付けたほうがいいよ。どんなに高くても0.2%は切っていないと。
運用のおススメを聞かれたらしい。
NISAやってる? iDeCoは? あぁまだなんだ。ではそこから始めてみては?
なんてことでしょう。
完璧なアドバイス。
妻の金融リテラシーの成熟に驚きを隠せません。
運用対象を「商品」だなんて言ってしまう妻、カッコイイ。
非課税枠を完全に使いきれるだけの入金ができれば、若手としては充分です。
拠出を続けよう。
扶養家族ができても安心な財を築き上げることができます。
僕からはNISA枠は積み立てNISAを利用することを推薦しておきました。
商品選択が容易だからです。
金融庁の審査に通った優秀な商品しか残っていない。
それで投資テーマを選んだり、日本やアメリカの地域を比較すれば、貴重な投資経験を得ることも出来るでしょう。
そして全世界株式ETFに集中するようになる。
妻のように。
人間って出来るんです。
僕たちは成長することができる。
我が家では国債を買い、学資保険に加入しました。
外資の生命保険に入ったこともあったし、金を買ったこともあった。
日本株を買ったし、中国株に手を出したこともあります。
高値掴みしたこともあるし、暴落に買い向かったりもした。
すべて実験です。
いろんな試練を乗り越え、これからもレベルアップを続けようと思います。
我が家の資産運用についてはこちらをどうぞ。
色々と試してきました。