最近はレモンサワーを愛飲しています。
暑すぎてワインはおろかビールすらも喉を流れない。
実家の父は、この夏も日本酒を飲み通しているそうです。
舌に残る芳醇な残り香。
それはそれは流し込みづらいことでしょう。
昭和の男は気合が違いますね。
僕も昭和だけど。
我が家が選んだ銘柄は「こだわり酒場のレモンサワー」です。
プリン体と糖質を気にする妻が購入してきて、バカにしながらもゴクリ。
美味しくて驚きました。
缶酎ハイを飲んだのは10年ぶり。
ものすごい進化を遂げています。
フレッシュなレモンに、喉をかけるアルコール感。
果実の爽快さが、どっしりと胃に流れ込んでくる。
大衆居酒屋の安サワーが飲めなくなるクラスです。
自粛圧力もあるし、いよいよ外飲みの必要性が薄れてきました。
暑すぎるので、1日に5本ほど消化しています。
僕も妻も、お酒が好きなのです。
毎月の酒代はかなりのものだけど、美味しいお酒を飲むために節約し、投資までしているんだ。
こればっかりは止められません。
このバランス感が重要なのです。
麦茶ばかり飲まされる子どもたちからは、大人はズルいと苦情が寄せられています。
ほほほ。
それが大人なのだよ。
近所のドラッグストアを利用し、なるべく安く購入しています。
500ml1本で140円です。
6本で単価138円、24本にすると更に1円安くなって137円。
やっす。
アルコール度数が2%高い「キリっと男前」版も同価格です。
僕は意地でも通常版を購入します。
どう考えてもお得なことが許せません。
足元を見られているというかね。
同じ値段なら、濃いほうを買うでしょって思われることが癪なのです。
ストロング缶が流行っていますが、ああいうものに手出ししたら負けだと思っています。
お酒は酔うためのものじゃない、嗜むものなんだ。
効率よく酔いたいなら血管に注射すればいいのです。
超少量で破滅的な酔いに襲われるらしいですよ。
いつものドラッグストアで通常版の24本ケースが欠品していました。
バラ売りや6本売りはあるんだけど、やはりケースで買いたいです。
持ち運びが便利だし、1円安くなるし。
ええい。
背に腹は代えられません。
男前バージョン購入。
強がっている場合ではない。
氷を多めに入れれば、アルコールが希釈されて、ちょうどよい塩梅になるかもしれないし。
残りは数本を残すばかり。
男前バージョンのアルコール度数は9%です。
もうちょっとでワインや日本酒レベル。
そんな高アルコール濃度の飲み物を、カパカパと飲む続けるとどうなるか。
毎日、二日酔いです。
レモンの爽やかな香りでいくらでも飲めてしまう。
毎朝、頭痛とともに目が覚めます。
たった2%の差なのに。
通常バージョンだったら大丈夫なのに。
陽気な晩酌は失われてしまいました。
飲んでいても、明日の朝を思うと憂鬱なのです。
酒量を控えればいいのだろうけど、そんな器用な飲み方が出来るのだったら苦労はしません。
得をしようとしないこと。
割安な消費は大切ですが、自分の哲学を曲げてはいけない。
回りまわって、自分が苦しむことになります。
あらかじめ決めておいた指針に従い、ブレない人生を歩みましょう。