億万長者物語

30歳100万円から運用を始め、39歳現在、資産額7,100万円。経済的自由を目指して、まだまだ頑張ります!


「億男」を読んだ

 

図書館の予約本エリアで懐かしい表紙を目にしました。

 

「億男」。

 

お皿の上に紙幣を重ね、フォークで突き刺し口に運ぶ。

 

特に面白くもなさそうに。

 

奥付を確認すると2014年の出版です。

 

読んだことはありませんが、イラストの残像が頭に残っていました。

 

予約してまで読もうとする同じ自治体の居住者にも興味を持ちましたが、さすがに受け取りまで見張っていることはできません。

 

コロナで利用時間が制限されているし、何より怪しすぎます。

 

僕も予約を入れて、順番が回ってくるのを待ちました。

 

何が書かれているんだろう。

 

数年経っても、その人を引き付けた魅力ってなんなんだろう。

 

1週間で僕の番が回ってきました。

 

「億男」の読後感想です

 

億男 (文春文庫)

億男 (文春文庫)

  • 作者:川村 元気
  • 発売日: 2018/03/09
  • メディア: Kindle版
 

 

 

「億男」はお金にまつわる物語です。

 

宝くじで3億円を手に入れた男性が、消えたお金を探して、お金と幸せについて学んでいく。

 

著者の川村元気さんは、東宝で「電車男」の製作に携わっていたそうです。

 

道理で。

 

タイトルもですが、話の進行がポップで「電車男」を思わせられます。

 

簡単に目を通しておこうぐらいに気楽に考えていたのですが、惹き込まれました。

 

この本で描かれているのは、僕たちの問題なのです。

 

僕たちが直面している問題。

 

それは、おカネが増えることによる弊害です。

 

億万長者物語の読者は投資運用に励んでいる人、とくに米国株に投資している人が多数を占めると思います。

 

合っている?

 

子どもネタや脱毛記事を楽しみにしてくれている人ばかりだったら前提が崩れてしまう。

 

まぁいいや。

 

ありがたいことに、昨今の良好な市場環境に恵まれて資産が着実に育っています。

 

そうなると、変化が訪れるのです。

 

おカネの価値が不安定になる。

 

賃金労働の価値を見失います。

 

おカネの価値が低くなっていきます。

 

と思っていたのに、資産が更なる資産を生み出すからおカネの価値が強烈に甦ってきたり。

 

結果として、おカネのことばかり考えてしまうのです。

 

我が家程度の資金を構築すると、きっと通る道なのだと思います。

 

本著にも記載があるけれど、おカネのことばかりを考えていると欲望がどんどんなくなります。

 

無我夢中で働く意欲がなくなるし、金銭的対価を超えてまで欲しいものもない。

 

おカネは貯まっていっているけれど、将来を考えるともっと増やしておきたい。

 

経済的自由のために資産運用をしているはずなのに、経済的自由という足かせに囚われてしまうのです。

 

いかがですか?

 

多いと思う、共感してくれる人。

 

 

 

欲望を確立しなくてはなりません。

 

大げさにいえば、生きるための欲。

 

これがしたいから生きているんだ、みたいな。

 

大げさなことでなくても、きっといいのです。

 

ゲームしたいとか、美味しいもの食べたいとか。

 

百名山を踏破したいとか、フォロワー1,000人作るとか。

 

世の中に貢献したい!でもいいし、子どもに尊敬されたい!でもいい。

 

おカネが貯まってくると、人生の本質が希釈されます。

 

資本主義の罠。

 

こうやって資産家も労働者も疲弊していくんだろうな。

 

おカネに人生を絡めとられないよう、なにがしたくて生きるのかを忘れないようにしょうと思います。