外食する機会が激減しました。
コロナだからね。
大人数での宴会が抑制されています。
いいと思う。
僕は参加者の多い飲み会が苦手なのです。
会話の自粛も求められています。
料理の感想をヒソヒソと話し、お喋りはお店を出てから。
なんじゃそりゃ。
コロナ以来、家飲みばかりです。
滅多にありませんが、それでも会食に出かけることがあります。
仕事関係は皆無。
自粛圧力を受けながら、同僚と食事。
ストレスの波状攻撃。
そんなん美味しくないし楽しくないし、悪酔いすることが目に見えています。
席を共にするのは信用できる友人です。
近況を報告したり、将来の展望について語ったりもしますが、まぁただの飲み会です。
たまにはね。
正しい方向に意識をリセットしておかないと感覚がおかしくなってしまう。
希少な機会なので、めっちゃいいものを食べています。
特殊な環境で長期間熟成された牛肉とか、希少なスパイスを絶妙な割合で調合したカレーとか。
選び抜かれた原材料を潤沢な設備で醸造したIPAビールとともに味わうのです。
窓からの景色は、人間の築き上げてきた繁栄と畏怖すべき自然の雄大さが調和されていて。
あぁ。
生きていてよかった。
お店の外観を撮影し、料理も一品ごとにカメラに収めます。
そして妻に送信する。
素晴らしい瞬間を共有してもらおう。
同僚の目の前でやると驚かれます。
接待であっても、いいものを食べていると配偶者に妬まれるらしい。
おおぉ。
なかったわ、その感覚。
せっかく外で食べているのに、安いお店を選ぶほうが問題です。
おカネの無駄遣い。
食卓でその味を再現できるかもしれないし。
これからの人生も頑張ろうとなるし。
消費が投資になるってやつです。
外での食事を配偶者に見せられなくなったらお終いです。
家庭環境に問題がある。
外に食べに行くときには、妻に見せられるかどうかが判断基準となります。
月収が飛んでいくような超高級店でもいけないし、家で食べればいいのにと思われるような庶民店でもいけない。
そもそも妻との連絡が憚れるような関係だったら、外でご飯を食べている場合ではない。
さっさと家に帰って、家族のために尽くしましょう。
自慢しても嫌味にならない良好な関係。
いつまでも妻と共有したいと思います。