株価には、僕たちサラリーマンの汗と涙が滲んでいます。
労働者の純真を踏み台に、資本主義はこれからも発展していくことでしょう。
世界にネットワークを張るグローバル企業であれば、短期的な株価下落を厭うことはありません。
世界の繁栄を追い風に、きっと復活する。
株式は、可能な限り保有しておくことが重要なのです。
それなのに。
我が家では株式の売却を悩んでいます。
損益調整余力が残っているからです。
コロナショックで捻出した資金を回収するために、株価が低迷している個別銘柄を売却しました。
ファイザーね。
損失を計上した分の益出し余力が残っているのです。
27万円。
結構な金額です。
加えて、妻のNISA口座も売却の対象です。
期間の満了を迎えるのは2016年の購入分。
当時は日本株にも手を出していて、妻のNISA口座は日本株で占められています。
未だに含み損を抱えているぐらいだから、次期分への繰り越しは検討にも値しません。
日本株は難しいです。
日本は好きなんだけどね。
なにがなんでも今年中に売却を終わらせよう。
我が家の2020年に終わらせたい売却候補です。
- 27万円分の含み益
- 妻のNISA口座(2016年分)
益出しは個別銘柄のウエイストマネジメントを売却して利用します。
僕はゴミ問題に関心があり、ゴミ処理業者のウエイストマネジメント株を350万円分購入しました。
ちょっと買い過ぎです。
意識の高さが暴走してしまった。
ウエイストマネジメント社が、実際にどんなエコ活動を行っているのか知らないし。
ウエイストマネジメント株は410万円ほどに価値を上げているので、保有数の半分を放出すれば益出し余力の使用完了です。
いつ売ろうか。
悠長に構えているわけにはいきません。
期待値理論で考えれば12月31日なんだけど、不安な要素が多すぎます。
11月初旬にはアメリカ大統領選挙が控えているし、新型コロナの再流行も心配だ。
リスクを甘んじて受け入れることでリスクプレミアムを享受できるとう考え方がありますが、それは充分な時間が確保できるときです。
大統領選挙の1週間前には売却を終わらせようとするなら、10月27日がターゲットです。
なんだか、良さそうだ。
そこから危険回避で株価が下落しそうな予感がします。
でも、選挙の結果を受けて株価が上昇し、年末に向かって金融市場がさらに盛り上がりそうな予感もします。
そのときは喜ぼう。
充分な額をすでに投下しているのです。
期限が決まっている株式の売却は冒険をしてはいけません。
あくまでも安全に。
こういう経験が、資産形成の老後ステージに活きてくるのです。
株価動向は波乱含みですが、資産売却は無難に終わらせようと思います。