サラリーマンでいることがとても辛いです。
繰り返される退屈な毎日。
生きながらにして、僕が透明になっていくようだ。
起業を念頭に色々と準備してきましたが、ふと思いつきました。
転職すればいいんじゃない!?
サラリーマンであることには変わりありませんが、発展しない日常の輪廻からは解き放たれます。
少なくとも職場と同僚は変わるし。
もはや足を置く位置すらルーティンになってしまった、地下鉄A出口からの風景ともお別れできます。
その気になってみると、転職の入口はいたるところに転がっていました。
PayPayや楽天、メルカリでも採用を募集するページが立ち上がっている。
今を煌めく成長企業。
キラキラした毎日が待っていそうだ。
ページを進み、職種を選択します。
エンジニアやマーケティング、営業に管理部門。
おええってなります。
まだ始まったばかり。
諦めてはいけません。
業務経験がある職種を選択し、要求スキルを確認します。
業界での職務経験、プロジェクトの運用経験、管理分析能力など。
おええってなります。
気分が悪くなってきた。
踏み出すためには堪えるしかありません。
貢献できそうな職種を選んだら、ENTRYボタンを押します。
続いて履歴の提出です。
担当してきた業務を羅列し、携わったプロジェクトについて説明を書き入れていく。
おええぇぇ。
パタン。(←ラップトップを閉じた音)
無理でした。
大きい組織とか、切り分けられた担当とか、つながっていく自己アピールとか。
なんというか、そういうのが耐えきれません。
ホント、泣きそうになって消えそうになるのです。
分かりますよね?
転職することでは、僕の辛さを解消することは出来ませんでした。
確信しました。申し込みすらしていないけれど。
人間の根本的な能力に、現代の会社組織が適合していないのではないだろうか。
働けば働くほど、悲しい気持ちになる人が増えている気がする。
どうやら、与えられた選択肢は多くはなさそうです。
自己を消して組織に取り込まれていくか、立ち上がって動き出して逃げ出すか。
転職を志し、そのスタート地点にすら到達できなかったことで、やらなきゃいけないことがハッキリしてきました。