食中毒で苦しみました。
なにがクリティカルダメージを与えたのか。
多分、豆から茹でた落花生です。
長男が手伝いを申し出てくれて泥を洗い落としてくれたのですが、少し殻に土が残っていたような気がします。
せっかく手伝ってくれた長男を責めるわけにはいかず、原因不明のまま三日三晩呻き続けました。
薄れた意識のなか、食中毒の治し方を調べました。
食中毒を引き落とすウイルスや細菌は多数存在しますが、直し方は1つです。
体内から原因となるウイルスや細菌を排出すること。
ひたすら水分を摂取して消化器官を洗い流し体内に放出するのです。
食事は控える。
ウイルスや菌に栄養を与えて増殖させてしまいます。
お腹が痛くてそれどころじゃないけれどね。
排出を止めてしまうので下痢止めもダメで、そもそも薬の服用は危険です。
つまり、水を飲んで、ひたすら耐える。
シンプルだね。
地獄でした。
起床時に異変を感じ、昼過ぎに動きが止まりました。
日が暮れるころには布団から出られなくなり、寝返りすら激痛を伴います。
それなのに、30分に一度は便意をもよおすのです。
すでに出せるものはないのに。
痛みを誤魔化しつつ寝入っても、1時間ごとに目が覚めます。
キリキリの激痛。
死んだほうがマシなんじゃないだろうかと思った、マジで。
苦しみのなかにも学びがありました。
僕が生死を彷徨い会得したことを皆さんにお伝えしましょう。
- 水分摂取は経口補水液
- 出せなくなったら上
1.水分摂取は経口補水液
消化器官が危機的なダメージを受け、水分を補給できなくなります。
いくら水を飲もうとも、身体に浸透していかないのです。
砂漠に降った雨のように。
体力維持と一刻も早い回復のため、異常事態では経口補水液を摂取しましょう。
2.出せなくなったら上
排出器官も機能を止め、排出できませんでした。
むりやり口にした水分が身体から出ていきません。
指で喉を突きましょう。泥酔したあの夜のように。
自然排出がダメなら任意排出。
無理に放出するようにしてからは、痛みが襲う間隔が伸びました。
僕は医業従事者ではないので、医学的な裏付けはありません。
それでも、死の淵から転落しそうになったときのために、頭の片隅に入れておいていただければと思います。
復帰しつつある今だからこそ思うこと。
健康最高。
それから資産の大切さ。
死にそうになりながらも、残された家族が路頭に迷うことはないだろうと気を休めることが出来ました。
なんとか生き延びた。
せっかくなので、楽しく支出できるステージまで生き続けようと思います。