長男が鬼滅の刃を見に行きました。
映画館へ行くという級友に同行させてもらったのです。
複数の家族が連れ立って出かけると聞いていたので、我が家は子どもだけ預けました。
たこ焼きをご馳走になったり、ポップコーンを買ってもらったりしたそうです。
助かるわー。
おかげで、僕と妻はゆっくりできました。
当初は、僕と見に行く予定でした。
幼稚園に通う二女と3人で約束していましたが、あっけなく友だちを選択。
小学生にもなると友人との付き合いが増えてきて、親と遊ぶ時間が減ってきます。
なんだか寂しいです。
あんまり抱っこもさせてくれないし。
長女は見なくていいそうです。
すごく流行っているけれど、大丈夫かな。
クラスで置いてけぼりにならないか心配です。
別に構わないらしい。
男子の会話を聞いていて、すでにストーリーは把握しているとのこと。
そして、かなり怖いと聞いているそうです。
おいおい、4年生。
しっかりしろよ。
TV版を見ているときもソファの後ろに隠れ、さらに僕を盾にして見ていました。
怖いシーンは部屋から出て、扉の外から覗き込んでいた。
見なきゃいいのに。
クラスで後ろの席になったときのために購入しておいた、授業用メガネをかけています。
どっちなの?
見たいの? 見たくないの?
寝る前には思い出して怖くなるようで、布団のなかで僕にしがみ付いてきます。
なんと可愛い。
映画版も見たらいいのに。
鬼滅の刃はヒットしていますが、無理に同調する必要はありません。
ストーリーが分かっていれば、次のTVシリーズも楽しめるし。
流行りに乗らず自分の感性を優先させた長女。
立派です。
僕はどうだろう。
周囲に流されていないだろうか。
サラリーマンをやるのが当然っぽい雰囲気だから、会社に勤めているに過ぎないのではないだろうか。
自分がとって正しいこと。
布団の中で後悔の涙を流さないよう、感性に従った選択をしたいと思います。