タイトルに惹かれて、手に取ってしまいました。
「人生、このままでいいの?」
僕ね、これだけは言い切れますよ。
自信満々です。
良いわけがない!
このままだったら、絶対に後悔します。
本書を見かけたのは、図書館の返却コーナーでした。
世間で興味を持たれている本に興味があって、目を通すようにしているのです。
返した人がいるということは、読んだ人がいるということ。
皆さん、人生に悩んでいるのです。
深く同意します。
飲み屋で隣になったら、すごく深い話が出来そうだ。
「人生、このままでいいの?」を読んだので、感想を書いておきます。
本書では11個の質問が投げ掛けられます。
今の自分に「いいね」できるか?
やめたいことや捨てたいことは?
何でも叶うとしたら、何を叶える?
など。
質問の答えは、ノートなどに書いておきます。
書き出すことで整頓できるし、客観的に見ることも出来るのです。
・・・。
どうですか?
面倒くさそうでしょ。
いつもの僕だったら、こういった意識高い系のドリルに手を出したりはしません。
しかし、本書では真面目に取り組んでみました。
入院していて、時間がたっぷりあったのです。
質問ごとに答えを書き込み、筆者の解説や考え方のヒントを読む。
結果、ものすごく良かったです。
自分がどういうことを好きで、何に興味を持っていて、これからの人生で何を成し遂げたいのかがクリアになりました。
どういうことに恐れていて、それをとりのぞくためにどうすればいいのか、も。
筆者によると、よい質問はよい答えを導くそうです。
問いかけられると考える。
人間は1日に2万回も自問しています。(本書より。本当か?)
質問の質があがると人生の質も上がるのです。
自分の心と向き合うためには、良質の質問を投げかけること。
思考を整理し、見えていなかった考えに気付くことができます。
半信半疑でしたが、本書の質問に答えたことで、僕の考えがすっきりして、自分のことを再認識できたのは事実です。
質問って、すごいな!
なんだか悔しいけれど。
自分を見失わないように自分に問いかけ続け、きっちりと自分を認識しておこうと思います。