おカネがあるのか。
資産運用をしている人が抱きがちな疑問です。
口座残高では増えているけれど、それって僕のおカネなのか。
騙されているんじゃないのか。
妻は信じていないし、読者からも質問を受けました。
増えすぎじゃないですか?
本当にあるんですか?
そんなことを聞かれても、僕にも分からない。
いつの間にか9,000万円という尋常ではない投資額に膨れ上がっているけれど、そんなおカネを見たこともなければ実感したこともありません。
コンビニの飲み物の値段設定に疑問を持ち、沸かした麦茶をマイボトルに詰めて持ち歩いているのです。
9,000万円の金銭感覚ってそんなもん。
我が家の金融資産が本当に存在するのかは、アンタッチャブルな話題です。
本当は無かったらどうしよう。
いろんな前提が崩れちゃう。
確認してみます。
億万長者物語で毎週末に報告している投資状況は、保有株式金額の積み重ねです。
エクセルに株価と株数を打ち込んで計算しています。
デジタルを使ってアナログな作業を行っているのです。
売却した株式価値が計算式に残っていたり、通貨換算を間違えていたら金額が狂います。
今まで円だと思っていたけれど、実際はドン(ベトナム通貨)だったよ。みたいなね。
価値は200分の1です。
ははは。
笑えない。
現金化して札束を並べるわけにはいかないし、そんな趣味はありません。
人生で一度くらいはやってみたいけれど。
我が家の残高を整頓し、合算して確認します。
僕の口座 3,800万円
妻の口座 4,700万円
子ども口座 500万円
合計9,000万円です!!
よかった!!
幻じゃなかったし、計算間違いでもなかった。
いくらなんでも、口座残高が間違っていることはないでしょう。
ないよね? 頼むよ。
我が家の金融資産は9,000万円です。
うんうん。
感慨深い。
辛い日々に耐え、苦難を乗り越え、順調に資産が増えていっている。
歩いてきた道のりは間違いではなかったぞ。
現実であることが確認できたので、これからも今まで通りの資産運用で頑張ります。