起業に関する本を読みすぎて、本屋や図書館ではついつい起業本を探すようになってしまいました。
すでに読み飽きてはいるのです。
だけど、固め読みを始めたからには網羅しておきたい。
少なくとも、未読テーマの起業本は潰しておこうと思っています。
読み始めるまでは知らなかったのですが、起業本は色んな切り口で出版されています。
起業自体がすでにビジネスとして成立している。
とりあえず起業してみて、その経験をもとに起業アドバイザーとかやれば需要があるんじゃないだろうか。
あれ?
良さそうじゃない??
さて、今回のテーマは定年後の起業です。
「初期費用ゼロで始める定年プチ起業」を読んだので、分かったことを書き残しておきます。
本書のテーマは、一定の蓄えができている定年後の起業についてです。
再雇用されてまで組織で働き続けるのは気が向かない。
問題は制度上の雇用年齢ではなく、気力です。
長い人生の後半を実り豊かなものにするために、定年を迎えてからの起業が提案されています。
定年後の起業で重要なことは、資産を減らさないことです。
大事な蓄えが失ってしまっては楽しい老後は遠のきます。
この発想は、セミリタイアでも同じです。
FIREってやつね。
Financial Independence, Retire Early.
なんて美しい響きなんだ。
想定年齢は違いますが、築き上げた資産を減らせない点は共通しています。
おカネさえを減らさなければ、それからの人生で金銭的に困ることはないのです。
生意気を言うけれど、僕の場合もこれです。
知らないうちにとんでもない資産が築き上がっていた。
ヘタなことをしなければ、まぁおカネに困ることはないでしょう。
僕が起業したいのは、自分の価値を社会に提供したいから。
おカネはあまり重要ではありません。
生活費ぐらいは稼ぎたいけれどね。
本書でアドバイスされていることは、おカネをかけずに手間をかけること。
それと、結果を早く求めず本気でマメに継続することです。
少しの収入があれば生活は安定します。
続けていれば、それが大きく育つかもしれない。
定年まで勤めあげた人も、僕も、大急ぎで生活費を稼ぐ必要がないことが強みです。
おカネを減らさないこと。
ダメージを避け、安全な起業を目指します。