資産を構築する秘訣はお金を好きになることです。
お金のことを考え、お金のことを調べ、お金に精通する。
意識しなくなったら、完成です。
息を吸うようにお金を想う。
まるで空気のように、いつも存在するものだと認識する。
守銭奴ってわけじゃないよ。
むしろ正反対の姿勢。
凝り固まらず、自然体で接するのです。
僕のお金論をアップデートするために、定期的にお金関連の書籍を読んでいます。
今回は「金のなる人」。
本書のポイントと、思ったことを書き残しておきます。
筆者の成毛眞さんはマイクロソフト日本支社の社長を経て、ベンチャー投資のコンサル会社を設立、その後に書評サイトを立ち上げました。
本書ではお金について書かれていますが、本人は金銭に強い興味はありません。
まさに、解脱の境地。
僕が目指す頂です。
冒頭では、何のために貯めるのか、と問いかけられます。
ステータスや見栄のためにお金を使っても意味がない。
幸せな人生を歩むために必要な金額を把握し、そこを目指すのです。
成毛氏が提唱するのは、「貯める」「増やす」「節約する」よりも、「稼ぐ」ことに主眼をおく姿勢。
稼ぐことは面白いことだし、結果が分かりやすく、人生を楽しむことに繋がります。
アドバイスは、今すぐサラリーマンを辞めること。
リスクをとらない人は、大きなお金を稼ぐことはできません。
リスクをとれれば成功するチャンスがあり、挑戦は何度でも可能です。
そのためには、サラリーマンを辞めなければ話にならないのです。
僕は、お金の使い方や増やし方には注意をしているけれど、稼ぎ方となるとさっぱりです。
未だにサラリーマンを続けている。
安定した給料が魅力ですが、それって可能性の限定です。
徴税の魔の手からは丸裸だし。
「稼ぐ」ことでしか見えてこない景色があります。
成毛氏によれば、新しい出会いが次々と生まれているらしい。
その出会い自体が利益で、次の事業に繋がります。
素敵ですね。
その輪廻へと足を踏み入れるには、投資で資産を築いていたって難しいし、サラリーマンでは望むべくもありません。
お金はゲームのスコアのようなもの。
あればあるほど面白くなってきます。
「稼ぐ」ことによる無限の可能性を感じたので、お金の稼ぎ方についてもっと真剣になろうと思いました。
まずはサラリーマンを辞めること。
適正なリスクをとることからのスタートです。