2020年の金融市場は新型コロナに揺れました。
年初早々に武漢での新ウイルス発見のニュースが入ったものの、金融市場は反応せず。
2月下旬に突如として急激なパニックが発生し、株価が大幅に下落しました。
僕たちの生活は今も元に戻っていませんが、市場は4月には反発を始め、8月には下落前の水準を回復。
株価上昇の勢いは止まることはなく、年末まで連日の最高値を更新しています。
分かったこと(再確認したこと)が2つあります。
コロナショックからの学び
コロナショックの係数(S&P500)
暴落発生前の最高値 US$3,386-(2月20日)
最底値 US$2,237-(3月23日)
株価回復 US$3,386-(8月13日)
分かったこと
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保有を続ける
今まで米国株は必ず回復を遂げてきました。
コロナショックでは1か月の間に36%もの下落が発生し、5ヵ月で株価を回復させています。
こんな短期間で保有株を効率的に出し入れするのは至難の技です。というか神業です。
生活資金に困らないのであれば、保有を続けること。
いずれ報われます(はずです)。
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余剰資金は市場に投下しておく
コロナショックの最底値は、その3年前と同水準です。
タイミングで見計らって投資しようとするならば、3年間もの株価上昇を我慢しなければなりません。
指を咥えて眺め続けることに比べれば、株式保有を続けるほうがよほど簡単です。
また、底値からの反発も急激でした。たった1週間で下落の30%を回復しています。
運よくその水準で買えていたとしても、1年前の価格と変わりません。
それより前に購入していた人は、コロナショックよりも安く買えています。
なるべく長く保有を続けること。可能な限り、大きな金額で。
よく知られた指針が浮かび上がりました。
以前に検証した結果とも合致しています。
タイミング投資は、派手に値動きするので目を引きがちです。
僕もコロナ禍では大きな金額を手にしていますが、タイミングを待たずに市場に投入することでより資産を膨らませられていた可能性があります。
大事なことは、市場に入っているかどうかと、暴落に耐え切れるかどうか。
これからも、地道な投資を続けましょう。