僕の30歳代が終わろうとしています。
早かったな。
10年前は20歳代だったのか。
信じられないや。
このままだと、あっという間に老人です。
すすぎを終えた洗濯槽の水のように、気づかぬうちに時間が流れていってしまっている。
あかんやないか。
僕は毎日を噛みしめるように生きていたいのです。
時間大切。
なんとなくで日々が過ぎてしまわないように、 「30代を無駄に生きるな」を読みました。
本書はセミナー講師による啓発本です。
30代が気力の面でも体力の面でも充実しており、人生を方向性を確定して準備するように提唱しています。
20歳台だとまだ社会を本質的に捉えられていないし、歳をとると考え方の柔軟性がなくなってしまうからです。
確かにね。
その通り。
どういう準備をすればいいのかについては、筆者の考えが本書内に記載されています。
興味がある方はお読みください。
・・・僕、30歳代のお別れカウントダウンが始まっているんですけど。
おいおい。
手遅れやがな。
んじゃ諦めなきゃってことではないと思っています。
人生の方向性を確定するのは40歳でもいいし、方向転換するのが50歳でも構わない。
本書で述べられる通り、30歳代は貴重な時間ではあるけれど、そんなの40歳になろうとしている僕に言われてもねえ。
んじゃ読まなきゃよかったんだけど、30歳代のうちに読んでみようかとうっかり手にしてしまったのです。
時間は有限です。
そして、万人に等しい。
だからこそ美しい。
僕の大切な30歳代は何に費やされたのか。
家族と資産形成。
結婚して、3人の父親になることができました。
100万円から運用を始め、準富裕層になることができました。
振り返ってみると、結構充実していたな。
安定したサラリーマンの生活にしがみ付いたからです。
もっと早く会社を飛び出していたら違う可能性が広がっていたかもしれないけれど、そんなことを言い出したらキリがない。
悲しくもなるし。
まずは自分の人生を肯定しよう。
大丈夫。生きている。
それでいいじゃないか。
肯定が終わったら、前に進むこと。
30代を無駄に生きてはいけないことと同様に、40歳代だって惰性で生きてはいけません。
資産運用と同じです。
早く始めれば、その分だけ可能性が大きくなる。
30歳代が無駄だったかどうかに関わらず、これからの人生を真剣に生きていこうと思ったのでした。