僕の資金を子どもの銀行口座に振り替えました。
3人の子どもに85万円ずつ。
暦年贈与ではないよ。
資産を移し替えたのは、来年度のジュニアNISAに拠出するためです。
ジュニアNISAは2023年までの期限が付いているものの、NISA同様の非課税制度です。
買付期限が終了してからも、子どもが成人するまで非課税枠での運用が可能。
最長で20年もの非課税枠が手に入るのです。
税金が免除されるって、尋常じゃない破壊力。
子どもを産むほどに儲かるかもしれない。
活用するしかありません。
注意点は18歳までは引き出せないこと。
それから、証券口座への入金は子ども本人の名義で行わなくてはいけないことです。
贈与対策だろうけれど、ジュニアNISAは学習資金の確保が目的なはず。
子どもの口座に親から入金できないってどうなのだろう?
僕はついつい規則を失念してしまい、過去数年、自分の口座から直接入金していました。
ダメです。怒られます。
毎年証券口座から連絡が受けて、特別対応のご厚意に甘えてきました。
今年もやらかす寸前でした。
ピコピコピコ(携帯を操作する音)。
それっ、送金!
寸前までいきましたが、妻が突然思い出して送金取り消し。
宛先を変更し、子どもの銀行口座に入金したのです。
危なかった。
毎年怒られていたら、証券口座を解約させられかねません。
80万円枠の上限まで買付を続けてきました。
今年ももちろん全力で拠出します。
85万円の入金をしたのも、為替換算の買付余力不足を補うためなのです。
僕のNISAはこれからも枠が確保できているけれど、ジュニアNISAを拠出できるのは2023年まで。
ジュニアNISAは各種非課税優遇のなかでも最優先です。
銘柄は昨年に続きSPXLを考えています。
SPXLは米国S&P500の3倍の値動きをするETF。
爆発力も3倍なので非課税メリットを余すことなく享受できるのです。
でも。
残念ながら、値下がりにはめっぽう弱いことが弱点です。
S&P500が過去最高を記録しても、コロナで負ったダメージは未だに癒えていません。
どうしよう。
レバレッジ効果がない通常のETFがいいのだろうか。
時限制度のジュニアNISAは買い直しが出来ません。
子どもたちの学習資金がかかっている。
私立大学は勘弁してくれと言い出す始末になるかもしれない。
SPXLまでのブーストを期待しなくても、地道な資産構築で充分な気がします。
よく考えて、購入を決定したいと思います。