やみくもにランニングの練習をするのは辛いです。
ゴールのないマラソンを走るようなものですからね。
どこ行くねんってなる。
試合への出場予定もないのにスピード練習をしていたら、ちょっと頭のおかしいヤツです。
目標があっても変人扱いされるけど。
コロナの影響で今シーズンの大会は中止になっていますが、次のシーズンは開催してくれるものとして練習を組み立てます。
長距離ランニングの練習では期分けが重要です。
リディア―ド式と言われる理論で、試合から逆算して目的別のトレーニングを組み立てていきます。
フルマラソンに向けた一般的なスケジュールは、下記の通り。
2.5~4.5ヵ月 スタミナ養成
1.5~2.5ヵ月 スピードトレーニング
2週間前~1.5ヵ月 スピード持久力
2週間前~前日 ピーク調整
フルマラソンの大会シーズンは10~4月です。
試合後の1ヵ月ほどは疲労が残りますが、年に2回は記録を狙った試合を組み込めます。
秋に1つ、春先にもう1つです。
10kmやハーフマラソンは、フルに向けた練習の一環として差し込んでいきます。
2021年の僕の期分けです。
目標は自己ベストを更新すること。
今までの記録はこちら。
フル 2時間43分36秒(3分53秒/km)
ハーフ 1時間17分29秒(3分40秒/km)
10km 35分15秒(3分32秒/km)
レベル感をお伝えすると、3億円ほどの資産を保有しているイメージです。
僕の走歴についてはこちらの記事からどうぞ。
2021年 トレーニング期分け
スタミナ養成】2~3月 距離走、ビルドアップ
スピード練習①】4~6月
スピード練習②】7~9月 短めの距離
スピード持久力①】10~11月 ペース走
試合①】12月 フルマラソン
スピード持久力②】1~2月 ペース走
試合②】3月 フルマラソン
それぞれの期間での、メイン練習計画です。
スタミナ養成】2~3月
距離走、ビルドアップ
目標】30km走、ペース4分10秒/km
距離走はペースを変化させずに走る練習です。
ビルドアップでは設定距離ごとにペースを上げて後半の強度を高めます。
スピード練習①】4~6月
1kmx10本のインターバル
目標】1本当り3分30秒
インターバルは速く走ったあとに休息ジョグを挟む練習です。
スピードを上げて走るので心肺機能の強化にもつながります。
スピード練習②】7~9月
400mx20本のインターバル
目標】1本当り80秒
インターバル練習は距離が短くすることで強度が上がります。
きつい練習を短時間で終わらせる。
夏場なので長い距離を走ることでのダメージを避ける狙いです。
スピード持久力】10~11月、1~2月
30kmペース走
目標】30km走、ペース3分50秒/km
スピードを落とさずに距離を走り切る練習です。
培った速力をスタミナの土台に乗せていきます。
ランニング経験者が見たら、吐きたくなるようなメニューだと思います。
僕も、吐きそうです。
トレーニングの達成状況を踏まえて、メニューや設定は変更を加えます。
大切なことはケガをしないこと。
練習もできないし、試合にも出れなくなってしまう。
人間は、40歳を超えてからも速くなれるのだろうか。
挑戦してみようと思います。