億万長者物語

30歳100万円から運用を始め、40歳現在1億600万円。会社は辞めました。経済的自由を目指して、まだまだ頑張ります!


「かもめのジョナサン」を読んだ

 

かもめのジョナサンは爆発的に売れた物語です。

 

累計販売部数は4,000万部。

 

これって赤毛のアンに迫る勢い。

 

アンネの日記よりも売れています。

 

売れているから面白いってわけではないけれど、なにかしら人を惹きつけるものがあるのでしょう。

 

読んでいないことへの言い訳が出来ない。

 

君にとってのサリヴァン教授はさー。

 

なんてしたり顔で言われても、モゴモゴするだけです。

 

ちなみに、サリヴァン教授は主人公ジョナサンの導き役。

 

ヘレンケラーのサリヴァン教授とは違うので、文脈によって理解を切り替える必要があります。

 

・・・。

 

知識をひけらかして満足している奴には気を許せないね。

 

まぁ、いい。

 

今さらながら「カモメのジョナサン」を読んでみました。

 

かもめのジョナサン【完成版】(新潮文庫)
 

 

「カモメのジョナサン」は1970年に発表された、人生で為すべきことを問いかける寓話です。

 

カモメたちは餌を奪い合うために飛びますが、主人公のジョナサンは違います。

 

飛ぶことそれ自体を目的とし、技術を磨くことに徹底する。

 

スピードを出し過ぎて水面に叩きつけられたり、練習に没頭しすぎてその日の食事にありつけなかったり。

 

果てには群れを追放されてしまいますが、飛行技術の向上を一心に志すジョナサンにとっては大したことではありません。

 

むしろ、自分だけのために費やせる時間の獲得へと帰着します。

 

弛まぬ努力を続け、退屈と恐怖と怒りから解放された生涯を手に入れるのです。

 

ここまでが第1部。

 

読み始めは突拍子のない登場人物(登場カモメ)設定が心配だったけれど、ページを手繰るうちに引き込まれました。

 

メンターからの導きを得て時空を超えた飛行技術を習得する第2部へと続き、追放された群れに戻って技術を伝導する第3部へと続きます。

 

第4部は2014年に、著者が瀕死の重傷を負ったことをきっかけに44年間の封印を解いて発行されました。

 

純粋な飛行知識は年月を経て神格性を与えられ形骸化します。

 

技術は失われてしまいますが、飛行に魅せられた新たらしい世代によって再発見されていくのです。

 

 

 

飛ぶこと。

 

遺伝子に組み込まれた根本的な欲求。

 

それ自体が喜びとなり、人生を捧げる糧となる。

 

素敵なメッセージです。

 

僕たち人間は、色々と考えすぎています。

 

給料や地位、名声。

 

社会的貢献が、どうとか。

 

僕だけど。

 

シンプルでいいじゃない。

 

日々の営みに感謝し、生きていること自体を喜ぼう。

 

僕の趣味の1つにランニングがあります。

 

練習していると、聞かれます。

 

何のために走っているの?

 

愚問だね。ジョナサンに聞いてください。

 

走るために走るのです。

 

それ以外にない。

 

満足してもらえるような答えなどないし、応えられるような言葉は真実ではありません。

 

シンプルにシンプルに。

 

人生は喜びに溢れている。

 

自分を突き詰めることに意味なんてなく、それ自体が目的なのだ。

 

僕たちは、そのままでいい。

 

カモメに勇気づけられたので、この道を力強く進み続けます。