2021年のNISA枠を利用しました。
購入したのは楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)です。
2019年から3年引き続き、同銘柄を買い積んでいます。
2020年の購入についてはこちらをどうぞ。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)は、全米株式の総額をベンチマークにするVTIに連れて値動きします。
大元のVTIを購入したほうが運用手数料は下がるし、日本の投資信託でもさらに管理手数料の低い投資信託は発売されています。
それでも僕は楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)を選ぶ。
理由は4つあります。
1.日本円で購入したい
ドル建てで購入すると、NISA枠を一度に発動できません。
為替換算の余地が購入限度を圧迫するためです。
複数に分けて買えば最大株数まで買えるけれど、面倒はなるべく避けていきたい。
2.ぴったり買いたい
VTIはおよそ$US200ぐらいするので、どうしても端数が出てしまいます。
すごくモヤモヤする。
1円単位で購入できる投資信託であれば、限度額ぴったりまで拠出できます。
3.楽天ポイントが欲しい
楽天証券では投資信託の積み立て購入に対し、1%のポイントが付与されます。
ポイント付与対象の限度額は50,000円。楽天VTIは投資信託扱いなのです。
NISAとは別に積み立てても構わないけれど、せっかくだからNISA枠を利用しておこう。
4. 積み立て銘柄
調べた限りだと、米国株式指数に連動する1円単位で購入できる投資信託ではeMAXISS Slim米国株式の管理費用が最安です。
eMAXISS Slim米国株式はS&P500をベンチマークしているので、VTIとは少し違うけれど過去のパフォーマンスは大差ありません。
eMAXISS Slim米国株式の管理費用は0.0968%。楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)は0.162%なので、0.0652%の差。
eMAXISS Slim米国株式は株式をファンドで購入しているのでリバランスコストは更に膨れ上がる可能性があります。0.0652%だったら、もう目をつぶっていいのではないだろうか。
何よりも、僕はすでに楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)を2年間積み立てているので、管理が容易なのです。
3月2日に楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)を60万円分を購入しました。
次の日から早速下落しているけれど、大丈夫かな。
株価が上がらないことには、非課税優遇など意味がありません。
損益通算できないから、むしろ不利になってしまう。
2020年は1月7日に積み立てていて、478,088口購入できました。
今年は383,902口です。
20%ほど1口当りの価値が上がっていることが分かります。
楽天ポイント獲得のための毎月5万円の積み立て購入では、最も多く買えたのが2020年04月で53,516口でした。
最も少ないのが今月の積み立て分で、31,992口です。
40%もの上昇です。
完璧ですね。
非課税枠で利益を最大化し、納税を免れた分は率先して消費しよう。
値切るだけ値切って、心付けを渡すようなものですね。
縁日の江戸っ子スタイル。
分かりますよね。てやんでぇ。
順調な値上がりを祈るばかりです。