億万長者物語

30歳100万円から運用を始め、40歳現在1億600万円。会社は辞めました。経済的自由を目指して、まだまだ頑張ります!


お父さんのバカ

 

長男とは頻繁にケンカになります。

 

僕から仕掛けたりはしませんよ。

 

とりあえず大人ですからね。

 

お酒が入っても大丈夫。

 

僕は飲むと楽しくなるタイプなのです。

 

怒ってくるのは長男です。

 

どうやら眠くなると自制心が崩れてしまうようで、暴れたり騒いだりします。

 

だったら早く寝ればいいのに。

 

なぜだか分かりませんが、眠くなってから通信学習のテキストに取り掛かるのです。

 

 

 

算数が難しいようです。

 

論理的な思考が求められる。

 

テープを5センチづつ、10枚貼り合わせます。重なった部分は合わせて何センチでしょう。

 

分かりますよね。

 

答えは45センチ。

 

重なった箇所がテープの数(n)に対して-1になることがポイントです。

 

図解し、1枚目のテープには貼らないことを伝えます。

 

納得しない長男。


眠くて頭が動かなくなっているのです。

 

それでも粘ります。

 

布団を準備して就寝を促しても懸命にテキストと格闘します。

 

意志の強さは大切だけれど、そういうことではありません。

 

悔しいのか、訳が分からなくなっているのか、泣き出す始末です。

 

適当に答えを書き入れますが、残念ながら不正解。

 

9枚と回答していて言いたいことは分かるけれど、そもそも求めるものを見失っているから、単位すら間違っています。

 

そして、正解にしてくれないと泣いて怒ってくるのです。

 

叱られる僕。

 

この理不尽には耐えるしかない。

 

 

 

ようやく寝室に押し込みます。

 

それでいて、次の日には早く起き出すから、夜に眠くなって崩れるのです。

 

早起きを、褒めていいものか叱っていいものか。

 

出しっぱなしのテキストを片付けつつ、回答を確認しておきます。

 

寝かせられる直前まで書き込んでいました。

 

ひょっとしたら当たっているかも。

 

その場合は、最後まで頑張ったことを讃えてあげよう。

 

どれどれ。

 

お父さんのバカ

 

なんてこった。

 

僕の悪口が書き殴られていました。

 

気力を振り絞って。

 

限界を迎えつつ書いたのがそれかよ。

  

大崩れしながらも、僕のことをお父さんと呼んでくれています。

 

ありがとう、長男。

 

バカ呼ばわりされつつも、嬉しい。

 

 

 

長男にとって、僕はいつでも父親です。

 

泣こうが叫ぼうが、お父さん。

 

こんな幸せなことってありません。

 

子どもたちのお父さんでいられることが僕の誇り。

 

任せておきな。

 

誰よりも深い愛を注ぐから。

 

親からのサポートが必要なくなるまで、父の責務を果たそうと思ったのでした。