いつからなのか定かではないのですが、我が家の本棚に収まっていた本があります。
「なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか」
僕が買ったんだっけ?
際限なく書籍を購入していた時期があるので、その頃に手に入れたのかもしれません。
そうであってくれ。
妻が買っていたとしたら恐怖すぎる。
僕に対する当てつけかもしれないので、とりあえず読んでみることにしました。
「なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか」です。
本書では性差による考え方の違いが列挙されていきます。
- 夫は理屈を説明して、妻は感情をぶつけてくる。
- 夫は安心で浮気をして、妻は不満で浮気をする。
- 夫ははっきり言って欲しいし、妻は本心を読み取って欲しい。
男と女とでそこまで違うのかな?
著者は夫婦問題の相談を7,000件以上受けてきたプロの「離婚カウンセラー」なので、多くが真実なのでしょう。
でも、執筆したのが男性だったらコテンパンに叩かれていると思う。
- 離婚すると夫は白髪になって、妻は茶髪になる。
確かにそうなる気がしますが、そうことは言ってはいけない。
38例もの考え方の違いが記載されていて、気が重くなりました。
妻は確立した人間であって、僕や家族とは切り離して考えなければいけないとは思っています。
それにしても。
そんなに違うの、男性と女性?
これでは分かり合えるはずがありません。
分かり合えないことを分かっておかないと大変なことになる。
夫は妻との退職後の生活を夢見て老後の準備をしますが、妻からすれば勝手に計画へ組み込まないでくれってなるそうです。
悲惨すぎます。
僕は特殊です。
手のかかる子どもを3人も抱えつつ、早期退職してしまった。
認めてくれた妻はかなり特異な包容力を持っているとは思いますが、甘えてはいけません。
妻との認識が乖離して、取り返しのつかないことになる。
同じ屋根の下で生活していようとも、相手を最大限に尊重するのです。
夫と妻とでは考え方がまるっきり違う。
僕は資産があって安心だと思っているけれど、妻にとってのポイントはそこではない可能性がある。
というか、多分違う。
分かり合えていると思わないこと。
とても大切なことを知ることが出来ました。
今後、気を付けます。