質問を頂戴しました。
みゆたりさんの投資初期の戦略がどういったものだったのか教えていただけませんか?
ご質問ありがとうございます。
かなり鋭い内容について問われており冷汗が出ます。
というのも、僕の投資初期の運用戦略はお粗末なものだからです。
簡単にですが、僕が投資してきた対象を羅列してみます。
20代前半 話題株(日本株)
20代後半 不祥事株(日本株)
20代は儲かりそうな企業を選んで投資していました。
投資額は100万円未満です。
30代前半 国債、外資保険、ゴールド、外国債券
30代後半 中国株、米国株
30歳での結婚を機に、本格的に資産運用を開始しています。
給料の大半を投資資金に回し、国債を買い、外資保険を買い、金を買い、外国債券を買いました。
それぞれ、300万円ほどの規模です。
商品の選択は悲惨ですが、当時は空前の円高市場でした。
1ドルを70円台で購入できたのです。
為替に助けられ資産額を伸ばすことに成功しています。
それから急成長していた中国銘柄に手を付け始め、米国株へと軸足を移してきました。
以上が僕の投資履歴です。
儲かりそうなものに飛びつく短絡的な思考が露呈してしまっていますね。
最終的に米国株へと辿り着くことができて良かったです。
確か、トランプ大統領が当選する直前でした。
あの時期に米国株を知れて本当に幸運だった。
周りみちにはなりましたが、20歳代で個別株に手を出し、30歳前半で各種の金融商品を試してみたことは貴重な経験です。
資産運用において、してはいけないことを知ることが出来ました。
当時の僕にとっての大金を吹き飛ばしてきましたが、今となっては誤差の範疇。
それからの数年で挽回できたし、クレイジーなことに、今や一晩での増減金額です。
資産形成の初期段階では失敗といってもたかが知れています。
安直な考えで、いろんなことに手を出してみるのも面白いと思います。
くれぐれも、借金を背負うような無茶な投資をしない限りで。
興味深い体験ができるといいですね。
参考までに、資産運用の初期段階で僕が手を出した商品についての検証記事です。
やってはいけないことの追体験にどうぞ。
まずは国債。
利率は0.1%なのに、当時は真剣な運用対象でした。
外資系生命保険についてです。
運用リターンが単利になっていることに疑問を抱けませんでした。
ゴールドの保有についてです。
現物のインゴットをタンスに隠していました。