世界観が満喫できる小説が好きです。
思いのままにページを手繰り、作者の文章に酔う。
投資に関する専門書籍やビジネス本などについても、週に2~3冊の読書量は確保しています。
実績的な本は、小説と同じようには楽しむことが出来ません。
文章や世界観というよりも、書かれている情報そのものに意味があるのです。
ごく稀に捻った表現を仕掛けてくるビジネス書もありますが、赤面します。
どんな意図があって書き手の世界観を訴求しようとしているのだろう。
摩天楼から見下ろしながら嘆く人生模様なんて知らんがな。
実践書では読み手のレベルが厳しく問われます。
伝えようとしている内容を余すことなく把握することが出来るか。
正確に理解し、効果的に実践することが求められるのです。
せっかくの読書習慣を有意義なものにするために、読書に関する本を読みました。
テクニカルタームを使用して表現すると速効性が出るらしい。
「知識を操る超読書術」で分かったことを書き記しておきます。
筆者のDaiGoさんは、1日に10~20冊の本を読むそうです。
とんでもない読書量ですが、速読は理解に悪影響を及ぼすため意味がないとのことでした。
1つのジャンルを読み深めることは効率を下げるし、良書だけを選ぼうとしてもダメです。
色んなジャンルの知識を交じり合わせること新しい発想が浮かび、心に響かなかった本に不足している要素を考えながら読むことで知識が深まっていくそうです。
本を読む要素は3つに分けられます。
準備をすること、実際の読書、それからのアウトプット。
もっとも重要なことは準備です。
なぜその本を読むのかを意識し、読後に獲得したい情報を明確にしておく。
通読への意欲が湧くし、理解を深めることにもつながります。
読書の方法はいくつか紹介されていて、目次を読んで気になった箇所から読み始める手法が面白そうでした。
読書後の記憶が薄れた頃に内容を思い出してみる分散学習も、記憶の定着に効果がありそうです。
1冊の本を最後まで読み通せない人や本の内容を忘れてしまって困っている人は、本書が助けになると思います。
読書後のアウトプットで理解をさらに深めることができます。
誰かに説明しようと意識して読むだけで、記憶の定着率が28%も上がるそうです。
他の本にもアウトプットの効果については言及があったので、とりあえず書いてみるといいでしょう。
話したほうが即時性があるし反応も得られるだろうけど、そんな都合の良い聞き手はいません。
いたとしていも、それは聞き流しているだけです。
僕の妻は、僕がお勧めした本を一切読んでくれていないことに気付きました。
カッコよくアウトプットするためには、テクニカルタームを織り交ぜること。
短めのテクニカルタームを短めに投げ掛けておくのです。
そうすると受け手が「なんのことだろう?」と疑問に思い、意識を向けてくれます。
そのあとに例えを加えた解説を加えると効果的。
説得力のある説明になります。
ところでテクニカルタームとは、専門用語のことです。
つまり、専門用語を最初にかましておくってことですね。
この記事では冒頭部分でテクニカルタームについて述べてみました。
いかがでしたか?
ここまで読み進めてくれたということは、作戦は成功です。
どうもすみませんでした。
でも、これがテクニカルタームの効果なのです。
それか、億万長者物語の熱烈な読者。
いつも読んでくれてありがとうございます。
これからの読書記事では冒頭部分にテクニカルタームを投下します。
ちょっと鬱陶しいかもしれませんが、分かりやすく影響を受けているだけですのでご容赦ください。