長男が宿題に悩まされています。
昨年までは宿題がほとんど出されず、教科書の音読ぐらいのものでした。
小学3年生になったとたんに大幅増。
漢字の書き取りが2ページ、算数ドリルも2ページです。
昨年からの音読課題も継続、さらに週末は倍増します。
長男、面食らったようです。
脳の機能を停止させました。
学校から帰ってくるなり公園に遊びに出かけ、週末モードに突入。
土曜日も日曜日も気絶するほど遊び惚け、そのまま就寝。
宿題には手を付けずに月曜日を迎えたのです。
学校でコテンパンに怒られたらしい。
学年始めで教育的な見せしめなのだと思いますが、休み時間が没収されました。
校庭にも遊びへ行けず、ずっと宿題に取り組む長男。
しかも、給食はおかわり禁止。
待て待て。
宿題と食欲と、なんの関係があるんだろう。
さすがに懲りたようで、真面目に取り組むようになりました。
恐るべし給食効果。
眠くなると勉強効果が落ちることを言い聞かせているので、8時には終わるように頑張っています。
週末分は土曜日の午前中が宿題タイム。
立派ですね。
僕が小学生だったころは当日の朝に片付けようとしていました。
終わらずに学校へ行き、持ってくるのを忘れたと嘘をつくのです。
やっていないことは怠慢だけど、忘れ物はうっかりミス。
先生も怒るに怒れません。
こういう小さいところから斜めに成長してしまうのだなあ。
頑張って宿題に取り組む長男が尋ねます。
つぼみが開く
なんて読むの?
いい質問です。
複数の読み分けがあることへの認識が、すでに凄い。
「ひらく」と読むことを伝えました。
「あく」は自動詞としてしか使用しません。
接触していた対象が自動で離れるイメージですね。
説明を受けた長男は辞書を開き始めました。
漢字ドリルに列挙されていた例文も読んでいます。
お父さんのことを信用してくれていない。
書物についても、「ショブツ」ではないのかと疑われました。
だったら聞かないで欲しい。
疑り深いことは重要な要素です。
言われたままに行動して失敗しても誰も責任を取ってくれません。
人のせいにしたところで責任転嫁を責められることでしょう。
行動のすべては自分に帰結するのです。
まずはアドバイスをもらってみる。
納得いくまで自分でも調べてみる。
よく分からないテーマ株を購入して大切な資金を失うような人間になってはいけません。
大人になるまでで構わないから、こっそりと調べられるようになったら完璧です。
アドバイスしてくれた人の目の前で間違いを疑ってはいけない。
怒られちゃう。
忘れたころに、それとなく正してあげるのが大人なのです。
面倒だね。
給食のおかわりを禁止されたり、宿題の提出で嘘をついたり。
素直な応酬で学んでいって欲しいと思います。