質問を頂戴しました。
今回は株式保有における気絶方法についてです。
ご存知の通り、億万長者物語では資産運用についての記事が多くありません。
というか、少ないです。
子どもが可愛いだとか、サラリーマン時代は狂っていただとか。
こんなブログでも、誰かの役に立っているのかと思うと勇気づけられます。
ありがとうございます。
頑張って回答します。
どうしても株価が気になってしまいます。
少し上がったら売りたくなるし、下がったら焦ってしまいます。
みゆたりさんのように、長期保有で気絶する方法を教えてください。
長期保有を志しているのだけど、株価を気にしてしまうという相談です。
よく分かります。
僕も株価が気になるし、慌ててしまうときはあります。
それでも、保有銘柄の大半は3年以上が経過し、米国株式運用を始めた当時に購入した銘柄の保有は5年目に突入しました。
どうやって気絶、つまり放置しているのか。
お答えしましょう!
気絶なんて出来ません。放置なんて出来ません。
すみません、でも真実なのです。
僕は、株価の増減に一喜一憂しています。
ちょうど揺れ動く心情を書いた記事が残っていました。
執筆は2018年2月。
3年以上前の記事ですね。
当時の投資金額は今の3割にも届きませんが、それでも狼狽していたのです。
今や1億円を超えました。
心臓に電気ショックを受けているような日々です。
慣れるなんて、ない。
高圧電流を流されても微動だにしないのであれば、それは気絶できているのではありません。
絶命しているのです。
コロナショックでは眠ることさえできませんでした。
諦めてすべてを投げ出そうかと真剣に悩みました。
この当時です。
思い留まり、狂ったことに買い増しを決意しました。
暗黒の日々を乗り越えて、今が紡がれています。
長期保有は日々の連続によってのみ積み上げられます。
もうアカン、売ろう。とか。
もう充分だ、売ろう。とか。
揺れ動く感情を、毎日抑え込むしかないのです。
僕はリスクを取り過ぎなのかもしれません。
賃金収入で補填できる程度に運用額を抑制すれば、電気ショックからは逃れられるのかもしれない。
でも、それだと賃金収入の日々から逃れられません。
どちらを選ぶかです。
僕は労働からの解脱を試みました。
完了はしていないけれど、近づいてはいる気はします。
僕が勉強した限りだと、分散されたポートフォリオを長期で保有することが、最も大きい利益を獲得することに繋がります。
目指す利益に対して、どこまで我慢を出来るのか。
揺れ動く感情との闘い。
お互いに戦い抜きましょう。
小さな毎日を積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道なのです。