売却指値を出しておいたSPXLが約定しました。
マジかよ。
注文時には調整局面だったし、指値までは4%ほどの乖離があったから売れないと思っていました。
油断でした。
米国市場は、たった3営業日で最高値域まで戻してきています。
僕の準備が追い付きません。
売却金でなにを買おう。
保有株のレバレッジ比率が上がっているから整理しようと思っていたが、今回の調整によってもう少し様子を見ることにした。
— みゆたり (@YKabure) May 20, 2021
SPXLをUS$100.00-ピッタリで売りたい。
売却したのはSPXLです。
S&P500の3倍の値動きをするパワフルETFとしてお馴染みですね。
売却数は300株です。
保有株数は3,831株なので、全体の7.8%を放出しました。
SPXLは2年前から買い増しを続けてきましたが、売却は初めてです。
最後の買い増しはこちら。
我が家では、最高値から市場が10%下げたタイミングで買付を行っています。
当時の購入価格がUS46.54-で、購入数は今回の売却と同じ300株です。
この売買だけでUS14,000-、日本円で150万円ほどのの利ざやを獲得しました。
完璧ですね。
値動きレバレッジ商品の魅力は、上昇局面での加速です。
この1年間で基準値は5倍にも膨れ上がりました。
弱点は下落局面にすこぶる弱いこと。
レバレッジの分母が小さくなってしまうため、下落後の反発時に上昇力が弱まってしまうのです。
コロナでしぼんだ市場が回復を果たしたとき、SPXLは暴落前水準の7割に満ちませんでした。
我が家のSPXLはコロナショックでの買い増しが奏功しており、反発の恩恵を受けて保有額が膨れ上がっています。
投資金額における保有割合は35%を上回りました。
レバレッジ通りに3倍を掛けると、105%。
100%超えてるやん。おかしいやん。
我が家は生活資金と緊急時の買い増し余力を確保し、残りの資産を株式に投下しています。
レバレッジ効果を調整すると保有額が資産を上回る。
株式というものは、長期的には値上がりをすると勉強しました。
資本収益率は経済成長率を凌駕するとのことです。
そのため、市場指数をレバレッジするETFは長期的には有効な投資戦略だと考えています。
資本主義の成長を信じ、我が家の3人分のジュニアNISAの全枠を利用しSPXLを買い付けてきました。
でも、そろそろです。
我が家の資産は、幸運にも1億円を突破しています。
レバレッジをかける必要性が薄れてきました。
市場指数の値動きを享受できれば充分です。
資産の保有額に応じたポートフォリオを構築すること。
いつまでもトップスピードで走り続ける必要はないのです。
SPXLの保有額が33%は超えないようにしよう。
・・・。
保有するんかい!
レバレッジを活かしつつも、制御可能な投資を心がけます。