億万長者物語

30歳100万円から運用を始め、40歳現在1億3,100万円。会社は辞めました。経済的自由を目指して、まだまだ頑張ります!


リタイア後の資産取り崩し - 注意点4つ

 

退職するには、どれくらいの生活資金を準備すればいいのか。

 

早期リタイアを目指す場合、4%ルールが目安になります。

 

保有資産の4%で生活を送ることができれば経済的に困ることはありません。

 

「FIRE 最強の早期リタイア術」で提唱され脚光を浴びました。 

www.yabure-kabure.site

 

4%以内の取り崩しであれば、95%のシュミレーションでは資金を残したまま35年間生存することができるそうです。

 

トリニティ大学の退職プランと経済理論の研究論文がもとになっています。

 

 

 

S&P500は過去30年間で平均11.4%もの成長を遂げています。

  

4%で生活する必要はないのではないだろうか。

 

資産のリターン以内で生活できれば資産が減少することはありません。

 

11.4%も上がるなら、せめて10%ぐらいは使ってしまっても大丈夫っぽい。

 

・・・非常に危険です。

 

破綻が目に浮かぶ。

 

無茶な資金計画を立ててしまわないよう、4%ルールを順守すべき理由を列挙しておきます。

 

 

 

 

リタイア後の資産取り崩し 4つの注意点

 

1.約束されたリターンではない

 

11.4%は過去の平均であって約束されたリターンではありません。

 

未来の想定は保守的なくらいが適切なのです。

 

それに株価はちょくちょく暴落します。

 

2000年代に入ってからも、リーマンショックで57%、新型コロナでも34%下げました。

 

最悪のシナリオはリタイア直後に暴落すること。

 

57%も株価が下がったら目も当てられません。

 

 

2.資産のすべてを株式に投入できない

 

安定収入がないなか全資産を株式に投下することはできません。

 

安全だとされる債権を保有しておきたくなるし、現金も厚めに残したくなるのが人情です。

 

「FIRE 最強の早期リタイア術」でも債権を多めに取り入れたポートフォリオが提唱されています。

 

株式投資の割合低下に合わせて期待リターンは下がります。

 

アグレッシヴな運用を念頭にした取り崩し率を想定するのは危険です。

 

 

3.インフレ率の考慮

 

S&P500の名目リターンは11.4%ですが、インフレ率を織り込むと7.1%に低下します。

 

アメリカではおよそ2%、世界では3.5%ほどのインフレが続いているのです。

 

物価の上昇が緩やかな日本で暮らしていると実感しませんが、グローバル化がすすめば世界からの影響は避けようがありません。

 

日本政府が目標とする2%のインフレが発生するとすると、35年後には生活費が倍になります。

 

400万円で暮らしている人は800万円もの生活費が必要になる計算です。

 

世界のインフレ率3.5%を適用したら1,350万円。

 

老後を楽しく生き抜くには、潤沢な備えが必要です。

 

4.5%の危険

 

4%で取り崩しても成功率は95%です。

 

100%ではありません。

 

残りの5%は悲惨なことになっているのです。

 

絶対に避けたい。

 

余計なチャレンジは無用です。

 

 

 

4%には理由があります。

 

なんとなく大丈夫そうだからと勝手に設定を高めて運用を想定してはいけません。

 

取り崩しは謙虚に。

 

失敗したら大惨事です。

 

今ならいいよ。

 

再就職してもいいし、アルバイトで食いつなぐことも可能です。

 

でも、困るのは今の僕ではない。

 

老後に資金的な問題が発生したら対策は至難。

 

何年もゆっくりしていたヨボヨボのおじいさんが簡単にお金を稼げると考えはいけません。

 

4%でも失敗することを念頭に、謙虚な取り崩しを想定しましょう。