不動産の購入を申し込みました。
理想的な物件が出てきたのです。
ポイントが3つあります。
- 中古戸建て
- 特急停車駅から徒歩5分
- 部屋数が充分
日本は中古物件の流通数が限られています。
造っては壊し、造っては壊し。
家を建てるために働き、老いぼれていく。
Why Japanese peaple?
中古住宅であれば初期費用を抑えられます。
駅近物件を選べば将来の売却も容易です。
資源の無駄遣いも防げるしね。
子どもたち3人にそれぞれの部屋を与えられることも魅力でした。
同条件の間取りを賃貸で探すなら、かなり高額な物件しか見つかりません。
子どもたちが一緒に住むであろう10年間は手直ししながら過ごして、そのあとは貸すなり売るなり。
場所がいいので建て替えて住むのもよさそうです。
夢が広がりますね。
僕が伝えた購入希望額は2,600万円で保有する金融資産の20%相当です。
我が家は株式に資産額の大半を投資しており偏った運用になっています。
不動産の購入は、極端なアセットクラスの改善対策としても優秀なのです。
不動産については2015年から物件を探しており7年越しです。
当初は収益物件を探していました。
実際に2件の物件に対して買い申込も入れています。
1件目の案件は売却仲介側の不動産屋に邪魔されて不成立でした。
2件目は売主からの売却取り下げです。
そして気づいたのです。
「不動産での収益は株式投資に劣後する」
買ってもないのに言うなという話ではありますが、どう考えてもそうなります。
まず流動性が悪い。
仲介会社の横やり程度で売買が支障されては困ります。
個人の思惑に成立が脅かされるのもいただけません。
それから利回りの問題です。
不動産投資が一般的になり、表面利回りが10%を超える案件は皆無。
7%で運用できれば優秀な部類です。
加えて補修費が必要で空室リスクも内包しなくてはならない。
解決策はローンによるレバレッジ効果を活かすことです。
株式への投資には銀行はお金を貸してくれませんが、不動産に対しては寛容です。
元手をかけずに利益を出せれば錬金術です。
以前だったら破格のローン条件を引き出せましたが、スルガ銀行の「かぼちゃの馬車」事件以降は融資条件が厳しくなってしまいました。
返済利率が上がると不動産投資の危険性は増大します。
回収家賃でローンを返済できなければ負の資産になってしまう。
現金で購入すれば返済は考慮しなくて大丈夫ですが、それなら株式を購入したほうが手っ取り早いし期待率も高まると考えました。
そして辿り着きました。
「自宅を買おう」
自宅を保有するメリットは以下の通り。
・広い家に住める
・賃貸よりも安価
・資産になる
・低利子の住宅ローンを利用できる
デメリットも列挙しておきます。
・流動性が限定される
・将来の近隣住民を選べない
・住宅ローンという負債を背負う
いわゆる持ち家vs賃貸論争です。
難しいテーマですね。
今までの紆余曲折は不動産テーマ記事からどうぞ。
住むところが確保できていれば今後の株式投資で失敗しても、なんとか生きていくことはできるでしょう。
うまく買えればいいのですが。
これからの状況に変更があれば報告します。