長男が「失敗図鑑」を借りてきました。
「エジソンは発見王ではなく失敗王だった」
エジソンは1回の成功のために1,000回もの失敗をしています。
しかし悲観はしていません。
1,000通りの上手くいかない方法を発見したと考えたのです。
この本には偉人たちの失敗が載っていて長男の将来が楽しみです。
多くの失敗を乗り越えて大きくなってくれ。
小学3年生が読み切るには難解だったようで長男は挫折していました。
それでいいのだよ、長男。
レベルに合った本を選べるようになれば読書の楽しさに気づくでしょう。
何度もの失敗が人を大きくするのです。
代わりに僕が読んでおきました。
「失敗図鑑」についての感想です。
本書を読むと励まされます。
すごい人たちも失敗しています。
僕だって失敗したっていいじゃない。
アインシュタインの逸話は有名です。
算数以外はまるでダメで、9歳まで言葉を正しく使えなかったといわれています。
スティーブジョブスも製品へのこだわりが強すぎて創業したアップルを追い出されているし、野口英世は海外留学のための援助金を一晩で使い果たしたそうです。
それでも這い上がってきた偉人たち。
カーネルサンダースは解雇と倒産を繰り返しフライドチキンのフランチャンズを展開したのは65歳。車に必要な道具を積んで、車で寝泊まりました。
カーネルは67歳でついに成功をおさめますが、孔子に至っては生きているあいだは特になにも成し遂げることができませんでした。(本書の記述です、僕が言っているわけじゃないよ)
僕に足りないのは挑戦です。
充分な資金を築き、愛する家族に囲まれています。
しかしここで立ち止まってはいけない。
せっかく退屈なサラリーマン生活から抜け出したのに、退屈に人生を過ごしてしまう。
偉人たちを見習い、失敗を恐れずに突き進もうと思ったのでした。