不動産を2,800万円で契約してきました。
手付金の150万円を現金で支払い契約成立です。
購入した物件は特急停車駅から徒歩5分の中古戸建です。
立地がいいため将来の値下がりを軽減できると考えました。
部屋数が充分であることも魅力です。
同じ条件の賃貸に住むと家賃がかなり高額になってしまいます。
3,000万円で売りに出ていた物件を2,600万円で買い申し込み、2,800万円で折り合いました。
今までの経過はこちらからどうぞ。
条件のいい物件だったため見学の申込みが相次いでいたと聞いています。
価格交渉後もハウスメーカーが物色を続けていて気が抜けませんでした。
契約を締結できたことで安堵してはいますが、まだ確定はしていません。
期日までは手付金の同額を支払うことで契約を解除できる解除権が双方に設定されています。
それ以降も20%以内の損害賠償を支払うことで手付を取り消すことができるようです。
建売業者が破格の値段を申し出てきたら。
売主が思い出が詰まった我が家を手放すことを激しく後悔し始めたら。
不安の種は尽きません。
契約は僕側の不動産屋で行いました。
僕と売主、そして売主側の不動産屋が同席して契約します。
書類が説明されてサインをして印鑑を押す。
この繰り返しです。
1時間半ほどかけて全ての書類を確認しました。
売主は80歳過ぎのおじいさん。
都心のアパートからいらっしゃったとのことですが、大丈夫だろうか。
契約日までは長生きしてほしいと思います。
意思能力の欠如を指摘されて履行が取り消さなければいいのだけど。
生活に困ってはいなさそうだったので、お金に目がくらんで契約を反故にすることはなさそうです。
哀愁の念に駆られて売り止めすることがないよう情に訴えておきました。
すでに部屋割りを終えていること。
小遣いから購入資金を援助してくれたこと。
僕の誕生日プレゼントに買ってあげてと妻に懇願したこと。
いかに子どもたちが楽しみにしているかを会話に散りばめます。
微笑ましそうに頷いていましたが、老人の心にはどこまで届いたのか。
契約書は手元にありますが、受け渡しまではまだ日があります。
とりあえずの区切りは契約解除期日の到来です。
不動産屋から表立った動きを控えるように指示されているので大人しく過ごそうと思います。
期日が過ぎたら一安心。
リフォームの見積もりなどを始めます。
これからの状況も報告します。
今までの経緯は不動産テーマ記事からもどうぞ。