自宅を購入しました。
不動産を購入するより株式に投資したほうが利回りがいい計算ですが、乾いたことばかりを考えていてもねぇ。
人生は楽しむためにあるのです、お金は使うためにあるのです。
2,800万円の駅近中古物件が出てきたので契約しました。
理想の立地で、間取りも我が家の希望を満たしています。
場所がいいから将来は更地売却してもいいし、アパートを建てて大家業に勤しむのもよさそうです。
期日までは手付金払いのみで契約を解除することが双方に可能ですが、まぁそれはないでしょう。
不動産屋からは解約期日までは静かにしているようにと指示があったので従いました。
周囲の雑草の処理やリフォームの見積もりはあとでゆっくり対応すればいい。
せっかくなのでローンを申し込んでみました。
住宅ローンを引き出すことができれば不動産購入のリスクは大きく引き下げられます。
手持ちの資金で株式投資を継続しつつ、不動産の代金は将来の利回り益で支払っていけばいい。
株価が暴落したら目も当てられないけどね。
我が家にはそれなりの蓄えがあるので、転覆クラスのダメージを負うことはないでしょう。
ないよね? 頼むよ。
都市銀行やネット銀行には、まったく相手にされませんでした。
ローンの申し込みは過去の所得金額や勤続年数が目安になるそうです。
僕は働いておらず、妻も転職したばかり。
見込みはありません。
資産をため込んでいても納税していないと検討対象にすらならないのです。
地方銀行は妻名義でのローンに可能性を残してくれましたが、最終的には勤続年数と勤務時間が規定に合っていなかったようで却下。
もはや諦めていました。
2,800万円でしょ?
我が家の財力をなめてもらっちゃ困ります。
現金で払えばいいよ。
そこに!
奇跡が!!!
中小の地方銀行が融資を申し出てくれたのです!!!!
ローン金額は2,000万円、35年返済で利率が0.60%。
...0.6%!!!
誤差のような金利で銀行がお金を貸してくれる。
この錬金術こそが不動産を取得する魅力です。
借りたお金を投資に回すと仮定します。
利用手数料の60万円を加味しても、年利0.45%を達成できれば金利分は回収できます。
0.45%の成長はどう悲観的になろうが間違いない。
株式市場は経済成長とインフレを内包します。
成長の停滞に苦しむ日本ですら1%は成長してきたのです。
35年間もあれば、どんな悪条件であっても平均回帰することでしょう。
妻は借金せずに購入したかったようですが説得しました。
0.45%の利回りで損がなくなること。
3.22%で運用できればローン金額は実質ゼロになること。
7%なら1億円増えること。
...株式市場が過去達成してきた7%を想定するなら、35年間のローン返済額を差し引いても、1億円もの含み益が手元に残る計算なのです!!
1,500万円ほどの手出しで自宅を購入できそうです。
自宅を一括購入できる資産を築き、住宅ローンを利用して不動産を買う。
獲得した低金利融資で投資を継続して金利を回収しつつ資産形成も進行させる。
夢が広がりますね。
銀行にお金を借りつつ、マイホームと35年後の1億円を手に入れようと思います。
今までの経緯はこちらの記事をどうぞ。