ドル円が128円を突破したようです。
米国株に投資している皆様、おめでとうございます。
僕たちが投下したドルは昼夜にお金を増やし(減ったりもするけど)、さらに日本に住む僕たちの生活を豊かにしてくれました。
これからは輸入価格の値上がりによるインフレが起こるとも言われていますが、多分無理でしょう。
日本人は物価の上昇を親の仇のごとく嫌悪し、企業は苦肉の策で「ステルス値上げ」をせざるを得ない。
先日キットカットを食べたのですが、あまりの小ささに驚きました。
包装紙には、食べやすいサイズになりました!! との記載が。
泣かせますね。
消費者として値上がりを受け入れないから自分たちの給与も上がらないことに気が付けばいいのに。
ドル円が128円を突破したことで、資産の9割を米国株に突っ込む我が家も大きく恩恵を受けました。
不動産の購入のために株を売却したり円転したりしているので正確な把握はできませんが、どうやら1,100万円以上の円資産増加に貢献しているようです。
1,100万円て!!
かなり強烈です。
・・・ここまで書いておいてあれですが、僕は為替にはあまり気を配っていません。
毎週の投資状況報告も、為替の影響を排除するために各通貨での増減を算出してから円換算を行うようにしています。
理由は明白です。
日本円はブレやすく、資産額を確認するには安定性に欠けるからです。
全世界の株式総額では日本株における割合は5%に過ぎません。
たった5%で何をしようというのか。
いまだにバブルのイメージが抜き切れていない言説をよく見かけますが、日本なんてその程度なのです。
身の程をわきまえることから始めなくてはなりません。
通貨は国力に比例します。
5%の影響力しかない日本円では、その6割を占有するアメリカドルに太刀打ちできるわけがない。
安定したドルを保有することは当然です。
本来なら資産が下って米ドル建てで把握したほうがいいくらいです。
100万ドル突破したよ!! とかね。
あまりにも実感がないから、やはり日本円への換算は必要ですね。
円建ての資産が増えることは嬉しいのですが、あまり浮かれてはいけません。
ドルで捉えよう。
世界はドルで回っている。
投資では勝ち馬に乗ることが重要です。
米国企業が世界基軸である限り、僕は米国に投資を続けます。
今までは上手くいきました。
我が家が資産運用を始めた2012年のドル円は、なんと77円でした。
通貨だけで60%ほど儲けているのです。
これからドル円が弱気に振れることもあるでしょう。
そのときも大丈夫。
働けばいいじゃない。
日本円の獲得は日本人の僕たちにはあまり難しいことではないのです。
今のドル円が強すぎるのか弱すぎるのかは分かりません。
まだまだ値が上がりそうな気もするし、さすがに反転しそうな気もします。
気にしすぎてはいけない。
世界基軸のドルで捉えれば資産は増えてもいないし減ってもいません。
僕たちにできることは地に足のついた運用を続けることだけなのです。