お金に縛られない充実した人生を送る方法を教えてくれる本があります。
悩める現代人に資産の増やし方を教えてくれるらしい。
「バビロン大富豪の教え」を読んだので思ったことを書き記しておきます。
本書は世界中で読み継がれている「バビロンの大富豪の教え」の漫画版です。
資産を築くためには古代バビロニアから伝わる「黄金に愛される7つ道具」を実践し、「5つの黄金法則」を理解することが肝要です。
「7つ道具」の1つであり、「5つの黄金法則」にも言及のある、収入の10分の1を貯金に回すという教えはとくに的を得ています。
今も昔も色んな職業があり、それぞれの収入には幅があります。
それなのに皆が一様にお金の不足を感じている。
人間の欲望はどれだけお金を使おうが際限なく溢れ出るものだからです。
だったらあらかじめ収入の一部を貯金に回し、残りのお金で本当に必要なものを手に入れる。
結果的に優先順位の低い欲望は切り捨てられることになり、一番やりたいことのためにお金を使うことができます。
生活水準はさほど変わりません。
よく分かる。
我が家は億を超える資産を構築しましたが、大した節制はしていません。
必要ではないものにお金を費やさなかっただけです。
夜のお店とか無駄な装飾品とか。
最大時には収入の半分以上を資産形成へ投下しました。
当時の自分たちへの感謝が止まりません。
それ以外の7つ道具や5つの黄金法則も説得力のあるものです。
興味のある方は本書をどうぞ。
僕は酔っているときに2度読みました。
おぼろげながら面白かったので、酔いが覚めてから再読しました。
気軽に読むことができて容易に理解を進むことが漫画の利点です。
本書は財テク本として紹介されていることが多く、記載のほとんども資産形成についてです。
ただし、重要なメッセージは普遍的なお金な知恵にあります。
本書を実践すれば、大富豪へと成り上がりお金のための労働が不要になるときがきます。
きっとね。今の僕のように。
現代でいうところの早期リタイヤです。
本書ではお金はおまけだと説きます。
労働の本質は感謝であり、誰かが働いてくれることで貨幣が世の中に出回っていく。
感謝される仕事をすることにこそ意味があるのです。
それなりの資産を築いた今、その意味が分かるような気がします。
僕は働くことが嫌だったのではなく、意味のない労働を繰り返すことが嫌だったのだと思う。
豊かに人生を送るには社会との関りと還元が必要です。
それもこれも、お金のために働かなくてもいい境地にたどり着いたからこそ感じていることです。
やはりお金があることに越したことはありません。
本書の資産形成ポイントを抑え、お金に縛られない生活を送り続けたいと思いました。