連日の株価下落で辛いです。
くれぐれもこのタイミングで売ったり、衝動的に買ったりしないように。
いつも通り毎月積み立てるとか、分配金を再投資するとか、この位下がったら買うとか、今まで通りを心がけましょう。
とは言っても気はそぞろです。
今年に入ってから5,000万円ほど吹き飛ばしているのに、平穏な日々なんて送られない。
毎朝のコーヒーの味が分かりません。
すでに会社は退職しているし、今さら組織業務に戻れない。
というか戻りたくありません。
毎日毎日同じ業務を繰り返される実験室ラットのような日々は二度と御免なのです。
手に職でもつけておこうかな。
免許系の職業がいいですね。
学校の先生や医療や介護とかね。
・・・そんな心意気で従事するのは不適切だよ。
人生に困ったときのために、気楽に住み込みで働ける職業を調べてみました。
あるやないか!
マンションの管理人です。
このブログではお馴染みの三五館シンシャから奮闘記が出版されていたので読んでみました。
「マンション管理員オロオロ日記」を読んだので思ったことを書き記しておきます。
本書の著者は大規模マンションの管理人として勤務しています。
広告代理店で勤務したのちに独立。
お金に困るようになり夫婦住み込みで働くようになったとのことです。
ありがちで恐ろしいですね。
正規の仕事で疲弊し続けるのも嫌だし、起業に失敗してお金に困るのも嫌だ。
なんとも生きづらいものです。
マンションの管理員として勤務すれば、住居は確保できるし家賃は不要。水道費や電気代もかかりません。
自宅を兼ねた管理員室でゆっくりし、たまに転がり込んでくる案件に対処していたらいんでしょ。
完璧やがな。
マンション管理員という生き方を覚えておこう。
・・・そんなに甘い話はありません。
分譲マンションでは所有者が管理組員となり管理組合を組織します。
大規模マンションの管理組合は管理会社に管理を依頼し、そこから管理員を派遣する。
言ってみれば管理員は下請け会社の下請けのようなものなのです。
管理員を置くような大規模マンションには数百人もの住民がいて、色んな人がいます。
自分本位に生活を送る人やら管理員の都合を一切考えない人やら。
なぜか横柄な態度で上から目線で命令を下すのです。
ひけらかされるヒエラルキー。
いやだいやだ。
本書ではそのようなエピソードが満載されています。
気楽に読む分には愉快ですが、株価が下落しており人生の安全弁として踏まえて読むと悲しい気持ちになってしまいました。
人生、うまい話は転がっていません。
適切に資産を管理し、困窮するような事態を丁寧に避けておくこと。
楽しく日々を過ごすため、どうやら地道に生きていくしかないようです。