億万長者物語

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「出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記」を読んだ

 

三五館の日記シリーズを読み進めています。

深く感動するとか、前に進む勇気をもらうとか。

そういった崇高な読書ではありません。

 

社会の“底辺”とされる職業にスポットライトを浴びせ、当人たちの実話で綴る本シリーズ。

大変だなぁと他人ごとのように眺めつつ、労働の過酷さや充実感を共感したりしなかったりするのです。

 

今調べてみたら14作も出版されており、「メガバンク銀行員グダグダ日記」なるものも発売されているようです。

銀行員って。

もはやブルーカラーではなく、優良ホワイトカラーです。

このまま拡大していくと労働の意義を問い直す超大作になるのではないだろうか。

 

 

 

 

僕が読んだシリーズは5冊。

うち、4本の読後記事を投稿しました。

www.yabure-kabure.site

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続いて「出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記」を読んだので感想を書き記しておきます。

 

 

本作では翻訳業に脚光が当てられます。

著者は翻訳家として活躍した過去を持ち、「7つの習慣」第2弾の翻訳実績を残しました。

華々しい活躍を成しつつも、今では翻訳の仕事から離れているとのことです。

休業の原因はそれぞれ独立したエピソードとして本書に記されていますが、根本的な理由は翻訳家としての立場の弱さに行き尽きます。

 

出版業界は出版社を頂点に印刷工場が装填会社が周囲を取り巻き、ライターやイラストレーター、デザインナーなどを下請けとして構成されます。

そのヒエラルキーたるや強烈で、下請けには契約書すら締結せずに仕事を割り振るのです。

 

出版会社に在籍する人たちは決してプロというわけではありません。

名の知れた大学を卒業し、大きな出版会社に入社し、業務を右から左へと流すのみ。

それでいて、フリーランスには上からの立場で発言してくるのです。

 

おぇぇとなります。

 

なんなんでしょうか、この悲しい世界。

資本家と労働者との主従関係ですらなく、労働者が労働者をこき使う社会。

弱いものがさらに弱いものをたたくのです。

ブルースが加速していくよ。

 

正しい労働に適切な対価が払われない。

こういうところに身をおいてはいけません。

正しく対価を得て、正しく対価を払う。

組織の論理に捉われれないためには自分で立つしかないのです。

 

僕は組織労働を辞めて数年がたちました。

それでもサラリーマンを取り巻く状況に思いを馳せると、当時の思いが甦ってくるようだ。

 

正しく労働すること。

その状態を目指し、これからも頑張ろうと思いました。